活動報告

政策で三原を前へ

一般質問の問題意識を整理する(2023年9月議会)

おはようございます。

一般質問の問題意識を整理し、ここに書いておきます。

今回も本郷の産廃処分場の問題。これは、三原で一番重要な課題(懸念)だと私は理解しています。

三原市も広島県も自分事という意識が低く、対岸の火事という意識のように感じます。

しかし、先日の三原市議会の意見書可決により、広島県議会も動きだしました。

言いたいことはありますが、広島県議会には期待したいと思います。

今回の私の質問の整理をします。まず通告タイトルは以下の通りです。

1.本郷産業廃棄物最終処分場で発生した問題について
(1)田んぼに水が入れられないことについて
(2)住民への説明責任について
(3)情報開示の考え方について
(4)井戸水の水質検査について

 

ここからが論点を整理します。

(1)田んぼに水が入れられないことについて

産廃処分場の近くの田んぼに水を入れることができません。泡が出ている汚染水を田んぼに入れる

わけにいきません。田んぼはカラカラです。これは人災です

こういう危機に対して、手を差し伸べ、課題解決するのが、政治や行政の役割だと思います。これを指摘後、

今後の対応策について、問題提起します。

(2)住民への説明責任について

湯崎知事の会見で、この問題について、住民に丁寧に説明をしていきたいとの表明がありました。

まだ、現場で、知事の約束を果たしていただいておりません。

しかし、私は市議ですので、直接言えません。

これを三原市から広島県に対して求めていただきます。

(3)情報開示の考え方について

情報開示の考え方について、福山の産廃処分場において、同様の問題が起こったことがあります。

その際の対応を事例に、広島県および三原市の情報開示について質問します。

詳細は議場で説明しますが、端的には、福山市は、水質検査の簡易テストを実施し、結果を公表

しています。この検査の数字が、関係住民の目にふれ、監視になっています。

また、産廃業者に住民説明会をさせています。この資料には、産廃処分場の中で何が起こっているのか

きちんと福山市が、業者に市民に対して説明するよう指導をしています。

ちなみに本郷処分場では、中の情報は全くわかりません。説明もありません。

マスコミ報道で市民が知るといった現状です。

福山市でやれることを、なぜ三原市および広島県に出来ないのでしょうか

このことを質し、同様な措置を求めます。情報公開をしない理由はありません。

(4)井戸水の水質検査について

井戸の水質検査については、個人宅の井戸の調査すると前回の一般質問で約束しています。

しかし、実施されておりません。

それはなぜかというと、個人宅の井戸の検査結果を、利害関係者いわゆる産廃業者にも開示すると

いう点において市民側は合意をしていません。

こちらの主張は、個人の井戸である情報は、個人情報なので、開示を許可しないとしています。

市は、開示の了解が得られないからという理由で、検査を先延ばしにしています。

このやり方が正しいのでしょうか?

検査を行ってない現状について、市民の皆様の前で問題提起し、意見をお聞きしたい。

水質検査を速やかに実施するように新たな判断を求めていきます。

 

以上4点をじっくり質問します。

 

質問は、7日の10時1番目の登場になります。

令和5年9月4日

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