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一般質問報告 ~ その3 三原城の堀の管理について

 

あけましておめでとうございます。

12月議会の一般質問報告その3の三原城の堀の管理についての模様です。

実は、本件は凄く沢山の方に要望やご意見を伺いました。

また、厳しいご批判もいただいた案件ですので、継続して市の担当課にはお願いを

していた案件ですが、12月議会で一般質問という場で質問することとしました。

 

三原城跡歴史公園が整備され、城跡周辺が綺麗になり、コロナ禍で自粛中ですが、

イベントなどの開催することも可能となり、歴史文化の拠点としての活用ができるように

なりました。坂井養魚場さんの世界に誇る鯉も泳いでいるたいへん贅沢な環境です。

一方で、外来種の藻が繁殖し、水面が見えなくなってきています。皮肉なことに、

藻が繁茂することによって、水質が浄化され水は澄んでいる状態です。

私の質問の主旨は、一つです。

堀の藻の撤去をしていただきたい、そして今後、綺麗に維持するために、まちの担い手が

清掃などに関与できる仕組みにしていただきたいということです。

具体的には、広島経済同友会三原支部からは、桟橋の設置、雁木の設置などの様々な

提案がされていますが、私からの提案は、過去の提案を含めて地域の担い手が、関与して

管理・清掃活動できる仕組みを具体的に考えていってはどうかというものです。

本提案に対し、どのような準備が必要なのか検討し市民が堀の清掃に関与できる仕組み

の構築の検討を進めていくとの答弁でした。

文化財の管轄である文化庁との協議では可能な方法を探るように進めていただきたいと

のお願いも致しました。

今まで、文化庁の許可が得られないというのが具体的着手の壁になっていたような

気がします。文化庁を免罪符に使わないでくれと少々厳しく指摘させていただきました。

 

 

引き続き、各種団体等と知恵を出しながらできることを考えていくこととします。

なお、ご意見やご要望をいただきました際に、役所の職員に対する無策を厳しく

ご指摘いただきましたので、そこはフォローをしておきます。

現在までは、市では委託で岸の草刈りを含む対応をされています。

無策ではなく、藻の繁茂のスピードが速く対応が難しかったというのが事実です。

定期的な監視もし、投棄されたゴミなども、適宜職員がボートで回収をされています。

現在、繁殖している植物は、南米原産のオオカナダモであるということが、判明

しております。この外来種については、1回の刈込では駆除が難しいため、プロの

業者に委託し、堀に入って根元から刈る作業を3回程度繰り返し、行ってみる計画と

なっております

外来種の繁殖は、すこし時間のかかる状態ではありますが、引き続き解決策を探りつつ

進捗確認をしていきます。

また、ゴミの投棄が多くみられるため。そのあたりは、周辺からゴミが堀のなかへ入らない

ように啓発、注意等をしていきたいと思います。

桜山から見た堀の姿

令和3年1月3日

 

 

 

 

 

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