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一般質問の状況報告および反省(2)

こんにちは。正田です。

読みやすいように文章をわけたはずが、下書き保存したまますっかりブログに掲載

するのを忘れておりました。

一般質問のあと2項目について報告します。

②市長の言われる民間目線とは?

私の質問の要約です。

市長は市政に民間の目線を取り入れると言われております。

私の考え方で、民間の目線を「経営感覚」と置き換えて考えると

昨今、ニューパブリックマネジメント(NPM)の手法が語られております。

NPMでは、成果の重視、戦略の重視、変化への対応が大変重要であり、

私なりの解釈をさせていただくと、施策に(例えば財政に)達成可能な明確な

目標があり、それを達成するためには戦略が必要であると考えております。

そこで天満市長の考える民間目線の考え方につきましてお伺いいたします。

市長の回答は以下のとおりです。

民間目線を取り入れるとは、市民ニーズが高度化、多様化していくなかで施策決定を

していくことであり、その過程で市民目線を反映することである。

この手法としてシンクタンクの設立がある。今年度から長期総合計画基本構想及び

基本計画の策定に着手しているが、基本構想が長期ビジョンに当たり、市民と行政が

共有できる今後のまちづくりの目標である。一方、ビジョンを具現化するのが基本計画で

あり、PDCAサイクルで成果検証をするシステムの検討を行いたい。

だいぶはぐらかされた感もありますが、シンクタンクの立ち位置についてもう一度してみました。

シンクタンクは、まちづくりの検討と言われていたのですが、長期ビジョン策定にも

使われるということでしたからちょっと頭が混乱しました。(以前はそう言われていなかった)

実は、私は、シンクタンクはまちづくりだけでなく、未来のビジョンを検討する機関にして

市民の皆様へわかりやすく提示するべきだというつもりでしたが、市長も同様のお考えに

変わられたようでした。

シンクタンクの議論は一般公開されますので期待しております。

平成25年7月4日

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