こんにちは。正田です。
連続記事です。
10月9日、10日と市議会議長会研究フォーラムin盛岡に行ってきました。
三原市議会からは12名、テーマは、「地方議会の課題と主権者教育」です。
まず、フォーラムに行く前に教育?という題名に違和感を持っていました。フォーラムがはじまり、最初の
パネルディスカッションで、法政大学の土山教授が、いきなり議会で主権者教育はやめたほうがいいと、
爆弾発言で会場はざわめくが、これはつかみで重要な問題提起だったと思います。
私の理解でこの意味は、まず主権者に教育をするという上からの目線ではなく、主権者に地方議会の持つ
役割や課題解決の体験の場をつくるべきであり、その場を提供するのが議会の役割だと述べられました。
主権者教育というと、主に選挙制度や模擬投票も重要な教育プログラムではあるが、それは学校などの
教育機関に任せておけばよく、(議会がやってもいいが議会が果たす役割として重要でないという意味)
私たちは、より課題解決の過程の経験、政策形成の過程をみせることに注力すべきであると述べられた。
私もそう感じました。
今まで高校生や大学生などど意見交換をした場合、実際に意見交換した内容を政策に活かしていないのではないか?
議会で意見を聞いたなら、課題解決や政策に反映すべきできであると述べられました。
今の三原市議会、高校生の意見を聞いて、その提案を批評するだけの意見交換会ではダメだと感じました。
即ち、若い人の提案を真摯に受け止めて、若い人達に自分たちの提案が議会によって街が少しでも変わったと思って
もらうことが議会の主権者教育である思いました。
2日目の事例実践のパネルディスカッションにおいて述べられたことも、課題解決や政策形成過程のプロセスを
実践教育ととして提供する立場であることが証明されました。また、議会は受け身でなく、議会から積極的にうって
出るべきであると述べられた。
沢山のキーワードと印象に残りフレーズを、X(旧twitter)でメモがてら呟いています。
やることが整理できたと思います。議会は、課題解決や政策形成の過程をより実践的に見せるべきであり
今後やるべきことを確認できたと思います。
今回、三原市議会では12人の議員が参加しています。具体的方策について提案します。
まずは、市民と議会をつなぐ意見交換会の改善から提案していきます。
以上報告です。
令和6年10月13日