昨日の続きです。
所信3項目の進捗②と議長・副議長選挙改革についてです。
③ コンプライアンスの強化
この項目では、特にハラスメント対策に力を入れています。
議員は強い立場にあるがゆえに、意図せずともハラスメントを行う側になりやすい。同時に、「議員には何を言っても構わない」と思われがちで、ハラスメントを受ける側にもなりやすい立場でもあります。
まず取り組みたいのは、議員自身がハラスメントを行わないための指針づくりです。ハラスメントの定義や事例、起こった場合の相談体制を整備した指針の策定を目指します。福山市議会に優良事例があり、現在調査研究を進めています。任期中に指針策定まで完了させたいと考えています。
▶ 参考:福山市議会ハラスメント防止に関する指針
もう一つ検討したいのが、議員のSNS等の発信に関するガイドラインです。表現の自由は当然尊重されるべきですが、議員は市民への影響力が大きい立場でもあり、表現の自由の一言で簡単に片づけられるものではありません。推奨される発信と控えるべき発信——断定的なデマ・誤情報、人格攻撃、一部切り取りによる印象操作、過度な煽動など——を整理したうえで、まずは研修から始めていきたいと思います。
議員間・議会内外を問わず、SNS等での過度な対立や誤情報の拡散は、議会全体への信頼低下にもつながりかねません。法の専門家や仲間の議員にも相談しながら、丁寧に対処していきたいと考えています。

その他:議長・副議長選挙の改革
議長・副議長選挙の透明化にも取り組んでいます。
これまでの選挙では、選挙当日の深夜まで会派代表者会議が続き、会派として意思を示していたはずの候補者が選ばれず、突然別の議員が選出されるといった事態が発生したことがあります。端的に言えば、立候補の意思を示したA氏・B氏で投票が行われるはずが、当時の議長および議長経験者の働きかけによってC氏に決まるという、透明性を欠いた選挙です。また、議長は選挙を中立に進める立場であるはずです。私自身、この選挙の当事者として強い問題意識を持ってきました。だからこそ、個人の思惑や水面下の調整に左右されにくい、より透明性の高い仕組みに改める必要があると考えています。一連の経緯は中国新聞にも報道されました。
▶ 参考:中国新聞 報道記事 令和4年5月10日の記事
こうした慣行を解消するため、以下の2点を改革の柱としています。
① 立候補者の前日届け出制を導入する
② 当日深夜に及ぶ会派代表者会議(綱引き)を行わない
臨時議会当日は、立候補表明の後、速やかに投票を実施します。一昨日の副議長選挙では、実際にこの方式で行うことができました。私自身、いくつか課題も感じていますが、合議体としてしっかり話し合いながら改善していきたいと思います。来年は議長選挙もありますので、今回の副議長選挙を踏まえ、制度をさらに進化させていきます。
おわりに
議会は、対立のために存在するのではなく、市民生活をより良くするために議論する場だと考えています。だからこそ、議会そのものへの信頼につながる改革を、残り1年、着実に進めていきたいと思います。
議員個人としての活動については、また改めてご報告したいと思います。
令和8年5月9日












