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予算委員会が終わって

こんにちは。正田です。

予算委員会が終わりました。トッピクはたくさんあるのですが、以前書いた指摘事項

4点他について、書きます。

予算は、委員会・本会議で原案通り可決されました。

  1. 支所長から形をかえた予算が、「地域支援員」という名で計上されている。
  2. 生活安全担当顧問なる役職が設置され費用が計上されている。
  3. 尾道総合病院の産婦人科に580万円もの支援金が計上されている。
  4. 投資的予算の計上がない。

1番、2番、「地域支援員」、「生活安全担当顧問」については、認めることとしました。

ポストを作ってから仕事を考えているのではないかとの疑念でしたが、明確な役割が

提示されました。

また、支所長という役職者ではなく、現場で課題をもって取り組んでいただくことが

わかりましたので承認することにしました。

議案の出てきた動機は少し疑問ですが、現場回りの人員が増えることは悪いことではない

ので状況を見守りたいと思います。

3番これは、総括質問で聞きましたので予算委員会では聞きませんでしたが、

尾道総合病院への支援とは別に、三原の周産期医療のあり方について、検討会議が設置

されますので承認することにしました。

4番投資的予算計上については、やはり庁舎、斎場、消防庁舎などまったなしの課題が多く

質問に上がりました。

特に庁舎については、新体制発足から耐震調査が終わり、その結果うけて検討会議を設置と

いうことでしたが、遅すぎます。また、合併特例債事業に間に合わせるよう速やかに結論を

出して議会に提示してほしいとの要望しました。

私以外の多くの議員も同様な意見でした。

多分、委員会に出ている市の職員の皆様もそんなことわかってるよと言っているのではないか

と思います。私は市長に強く言ってます。

私も9月議会からずっと指摘している事項であり、これ以上先送りはできず、4月以降順次

検討案が提示されます。もう、見守るという段階ではないので、議会に提示され次第、

議論の行方についても報告します。

 

その他、国保税の法定外繰り入れについて、寺田議員から議案(対案)の提案がありました。

この件については、私は反対の立場で質問をしました。

よくいわれることですが、国保税に法定外繰り入れをすることは、国保以外の人が

国保税を負担することになり、寺田議員の提案はデメリットを説明せず、恩恵をうける

国保税対象者のみの利益を追及することであり、受益者負担の観点から許すことが

できないと述べさせていただきました。

こちらについては、寺田議員の議案(対案)は否決となり。原案通り可決となりました。

寺田議員の案には賛成できませんが、単に反対するだけでなく、対案を提起することは

よいと思います。やらなくてはならない議案に反対する場合は、反対だけでなく対案を

出すべきだと思います。

庁舎の課題なんかはそうです。

以上報告です。

平成26年3月21日

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