こんにちは。正田です。
2月14日の広域市町村圏事務組合の議会がありました。
広域市町村圏事務組合とは、簡単にいうと三原市と世羅町と共同で実施している不燃物処理工場等
の事務を取り扱う組合で、その議会に私は、三原市議会から組合議会の議員として参加しています。
この議会では、過去、アルミ缶の問題や入札不正疑惑問題などが議論されました。
いずれも中途半端な結論で終わっています。
2月14日の組合議会では、またも見逃せない問題が出てきたので指摘を行いました。
なお、当日の質問内容は、職員が調査して答弁できるように前日に通告をしておきました。
質問①
不燃物処理工場完成わずか2年で多くのコンクリートのひび割れが発生している。
その箇所数および原因は?
答弁①
ひび割れ箇所は60カ所、大きなものは4カ所、現在までのものは、すべて保証期間内でも
無償修理を行った。原因は寒暖差であると考える。
質問②
工事における技術不足等の問題はなかったのか?
答弁②
ないと考えている。
質問③
わずか2年でこのような状態になることについて、第三者機関等での調査を求める。
答弁③
今後、ひび割れが続くようであれば検討する。
問題点は2つ
①建設わずか2年でコンクリートのひび割れが多数発生しているが、2年を経過すると
補償期間ではなくなり修繕費用が、三原市や世羅町の負担となる。
②そもそも、このようなことが起こるのは、施工等の段階で技術不足等の疑いがないか。
※私は専門家でないので、様々な方に事前に意見をお聞きしたが、今後もアドバスをいただきたい。
そして私が求めたこと2つ
①第三者による調査を求める。→ 公平な検証
②不具合の発生について、都度、議会を開催し説明の機会を求める。
広域議会は形骸化しており、形式的に年2回程度行われるだけになっている残念な状況
で、今後は、速やかに議会を開催し報告を求める。 → 説明責任
他の議員よりの指摘で興味深いもので
コンクリートの問題でなく、そもそも基礎に問題があるのではないか。
基礎が脆弱なのではないか?その調査を行うべきでないか?との意見もあり、
検討するとの回答でした。
いずれにしても、多くの問題を発生してきた不燃物処理工場は、建設2年でまたも疑念を持つ事例が
発生しています。以上をまず報告をするとともに問題提起をしておきます。
今後、調査していきます。
基礎やコンクリートの専門の方で要因等がわかる人はぜひ教えてください。
よろしくお願いします。
令和5年2月17日