活動報告

政策で三原を前へ

議長の仕事シリーズ① 要望活動という仕事

議長にさせていただいて、1年4か月が経ちました。正直なところ、公務も多く、忙しくさせていただいていますが、大変やりがいを感じながら仕事をしています。

一方で、地域を走り回り、皆さんの声を「聞く」という意味での議員活動は、以前に比べると十分にできていないと感じています。少し反省しています。そこで恐縮ですが、普段なかなか見えにくい「議長の仕事」についても、少しずつ紹介してみたいと思います。議長は何をしているのか。市長や行政、国や県とどのように関わっているのか。よかったら、少しお付き合いください。

今回は、議長の仕事の一つである「要望活動」についてです。

議長の仕事の一つに、国や広島県などの関係機関への要望活動があります。今年は6月下旬から7月下旬にかけて、市長に同行して各関係機関を訪問しました。主な内容は、道路、河川、港湾、そしてそれらに関わる防災・減災対策などの社会資本整備です。三原市として重点的に進めていただきたい事業を要望書にまとめ、関係機関へ届けます。要望活動の中心となるのは市長です。議長は市長に同行し、市民や議会の立場からも地域の課題や事業の必要性を伝え、実現をお願いする役割を担います。

国土交通省関係では、福山河川国道事務所、中国地方整備局、霞が関の国土交通省本省を訪問しました。

広島県では、東部建設事務所三原支所、土木建築局の各部署をはじめ、知事、県議会議長、関係する常任委員会委員長などへ要望を行います。県の関係機関への訪問には、地元選出の県議会議員3名にも同席いただいています。また、福山本郷道路については、期成同盟会をつくり、商工会議所会頭、商工会会長にも同席いただいています。

普段、市議会議員は、市政をチェックする役割を担っています。

一方、この要望活動では、三原市の将来のために協力して取り組みます。提案者は市長と議長です。立場や役割は違っても、必要な社会資本整備を前に進めるという目的は共通しています。道路をはじめとする社会資本整備は、短期間で実現するものではありません。特に高規格道路などの大きな事業は、10年後、20年後の地域の姿を見据えて取り組んでいくものです。

今、私たちが利用している道路や橋、河川、港湾も、先人たちが長い年月をかけて要望し、努力を積み重ねた結果として整備されてきました。

毎年繰り返される要望活動も、一度の訪問ですぐに何かが決まるものではありません。しかし、地域の課題や必要性を繰り返し伝え続けることが、将来の整備につながっていきます。その積み重ねを未来へつなぐことも、大切な仕事だと感じています。

私自身、市長とともに各関係機関を訪問する中で、市長が大変熱心に提案活動をされていることを実感しています。

限られた時間の中で、相手に伝えるべきポイントを整理し、要点を簡潔かつ的確に説明する。また、長年の活動を通じて築いてこられた国や県との関係も生かしながら、三原市の課題を粘り強く伝えていく。こうした姿を間近で見ることも、私にとって大変勉強になっています。

私は議長としてのお役目は2年間ですが、国や県の関係機関とのやり取りや、社会資本整備がどのような過程で進んでいくのかを知ることは、一議員としても非常に大きな経験になります。

議長として、市長や関係する皆さんとともに、三原市の要望が一つでも前に進むよう、しっかりと役割を果たしていきたいと思います。

次回の「議長の仕事シリーズ②」では、三原市が実際にどのような内容を国や県へ要望しているのか、少し具体的にご紹介したいと思います。

令和8年8月25日

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